部活内恥辱刑
「一年生、集合」
きびきびとした女の声が体育館に響く。号令をかけたのは相原千佳。ショートヘアがよく似合う牝豹のような印象の美少女で、姫琴女子バドミントン部の部長だ。千佳は、バドミントンの実力ゆえに尊敬され、厳しい指導によって一年生から恐れられていた。
「はい」」」
白いシャツと紺のブルマとを身につけた一年生たちは、駆け足で上級生の前に集まる。みな、練習でくたくたに疲れているので走りたくなどないのだが、ダラダラと歩いてでもいようものなら「気合いが入っていない」と言われてお仕置きをされてしまうからだ。
佐伯静香も、へとへとになった身体に鞭打って他の一年にならう。やっと練習が終わってホッとしていたのだが、「一年生集合」の声に嫌な予感がした。これまでの経験だと、「一年生集合」の後には必ずと言ってよいほど懲罰が待っていた。
(私……どうしてこんな部活に入っちゃったんだろう……)
もともと静香は、運動が不得意で大人しい少女だった。小学校の頃はそれほど運動嫌いというわけではなかったが、中学に入ってからは体育の時間が何にも増して憂鬱に感じられるようになる。同学年の女子の誰よりも胸が大きく成長し、少し運動するだけでユサユサと揺れるからだ。黒髪を腰の付近まで伸ばして楚々とした美少女が、体育シャツの内側で豊かな果実を弾ませている。その姿に、男子は卑猥な視線を投げかけ、女子は妬みのこもった眼差しをよこす。そのどちらもが嫌で、静香は体育を見学しがちになってしまった。
もっとも、静香自身もそれではいけないと思っていた。姫琴女子に入学したのをきっかけに運動部に入ることを決意する。そこで入部したのがバドミントン部だった。バスケットやバレーボールに比べれば楽だろうと漠然と考えていたからだ。
が、実際は大違いだった。激しい運動と厳しい練習。そして何より、先輩後輩の厳格な上下関係。上級生の命令は絶対で、下級生は黙って従うことしか許されない。
また、部内には様々な掟があり、理不尽とも思える決まりに拘束される。例えば、一年生はジャージを着用することが許されず、真冬でもシャツとブルマとを着なければならない。二年生がウインドブレーカーを着ているにもかかわらず、一年生たちは寒々とした格好を強制されてる。静香は何度も止める事を考えたが、部を抜けた者に対する淫惨な制裁の噂がそれを思い止まらせた。
一年生十人が駆け集まり、軍隊のような動作で横一列に並ぶ。そして恐々としながら部長の言葉を待った。
「残念ながら、冬休に掟を犯した者がいる」
少女たちは息を飲む。身に覚えがある者は元より、覚えの無い者までも青ざめた。
「静香っ!」
「は、はいっ」
突然に名指しされて、声が裏返ってしまう。
「お前、男とつき合っているのか」
一瞬とまどったが、すぐに何のことを言われているのか分かった。
「男と腕を組んで神社を歩いていただろ」
「あ、あれは……違います。正月に従兄が遊びに来て、それで……」
「言い訳をするな」
有無を言わさぬ千佳の言葉に、静香の弁明は途切れて消える。
「静香。前に出ろ」
「は、はい……」
渋々と一年生の列から離れ、千佳の前に立つ。うつむき加減の静香の顎を千佳つかまれ、くいっと上向かされた。淫らな笑みを浮かべた千佳が、哀れな後輩の顔を覗き込んでいる。
「よりによって男女交際禁止の掟を破るとはね。極め付きのお仕置きをしてあげる。覚悟していなさいよ」
美少女は身体のふるえが止まらない。
「他の一年、あんた達も連帯責任よ。尻を叩いてやるから、ブルマを膝まで下ろしなさい」
連帯責任という言葉に、一年生全員がキッと静香を睨む。静香はいたたまれなかった。
「ち、千佳先輩、やめてください。お仕置きなら私が受けますから、他の娘たちには……」
「静香、お前には後できつい罰が待っているんだから、今は黙って見ていろ。お前のせいで、同級生たちが痛い目に遭うのを」
優しく諭すように言いながらも、千佳の瞳は残忍な喜びに輝いている。
「ほら、一年。さっさとブルマを下ろせ。ぐずぐずしていると、下着まで脱がせるよ」
淫虐な命令に従いかねて躊躇っていた少女たちだったが、一人がブルマに手をかけると雪崩をうつように脱いでゆく。
部活動を終えてガランとした体育館内で、下着に包まれた九つの尻が並んだ。ブルマを膝まで下ろした少女たちは、恥ずかしさに身じろぎをしながら尻打ち刑が執行されるのを待っている。
股間を守っているのはショーツ一枚だけ。白、ピンク、薄青…… 恥部を覆い隠しているはずの下着だが、少女の下半身のラインまでは隠してはくれない。むっちりとした尻肉に薄布がぴったりと張りついている様は、同性の静香が見てさえ妖しい動悸を覚える。白い太腿に絡みついた紺のブルマが絶妙のアクセントになっていた。
「お願いします」
一年の女子は、直立の姿勢から、両手を膝にやって、お辞儀をしたように上体を倒す。これが、姫琴女子での尻打ち刑を受けるためのポーズだ。臀部がほどよく突き出されるし、受刑者は腰を前に逃がすことができない。
「いくよ」
上級生の手にはラケットが握られている。サーブをするときのように、容赦なくラケットを振り抜く。
「んぅうっ」
堅いフレームが少女の尻に食い込んだ。一年生は歯を食いしばっているものの、こらえきれずに呻きがもれる。
「んっ、くぅ、あぁ、んっ」
打たれる者にとっても拷問だが、それを見ていなければならない静香にとっても拷問だ。自責の念が少女の心をさいなむ。と同時に、苦痛と恥辱とに満ちた私刑を目の当たりにして、我知らず身体が熱くなってしまう。とりわけブルマの内側の女の器官が火照っているのを感じる。
(いやだ。友達がひどい目に遭っているっていうのに、私……)
視線を反らそうとしても、眼前で行われている恥刑のシーンから目を離せない。
上級生は、時々、打つ手を休めると、下級生の少女に悪戯をする。尻肉の合わせ目をラケットで撫で上げたり、下着を絞りあげて紐状にし、獲物の尻溝深くに食い込ませたり。果ては、太腿と太腿との間に手を差し込み、ショーツがわずかに盛り上がっている箇所をネチネチと指の腹でこすったり。
「んんぅ……んっ……ぁん……」
一年女子たちは、淫刑を甘んじて受けていた。両手は膝にやり、腰を後ろに突き出した姿勢のまま。ほんの少し動くだけで、上級生の魔手を払いのけることはできる。が、そうすれば、後で何をされるかわかったのもではない。彼女たちにできることといえば、身を堅くして痴漢行為を忍ぶことだけだ。
しかし二年生たちの指技は巧みで、少女たちは青い性感を引きずり出されてしまう。
「あふぅ……あん……んぁ……」
結んでいたはずの唇がゆるみ、なまめいた声がもれる。腰からは力が抜け、下半身の中心部は熱を帯びる。
全員の一年生たちが刑を受け終える頃には、スパンキングで尻肌が紅くなり、猥褻行為に頬が紅くなっていた。どの少女も、恨みがましい眼で静香を見ている。
(静香のせいであんな目に遭ったのよ。お尻を叩かれたり、アソコをさわられちゃったり)
淫刑を科した先輩よりも、その原因になった少女に憎しみが向けられる。群集心理が一年女子たちを駆り立て、もはや静香を憐れむ者は誰もいない。
「静香」
千佳に声をかけられ、楚々とした美少女はビクンと肩をふるわせた。紺のブルマを穿いた尻がきゅっと締まり、白い体育シャツの下で豊かな乳房が揺れる。
「いよいよお前の番だ。お前のおかげで一年生はお仕置きを受けたんだから、しっかりと身体で償え」
身がすくんだ。助けを求めて見回しても、二年生はもとより、一年生までもが、これから執行される淫らな私刑に期待して目を輝かせている。絶望の淵に沈みながら、巨乳の美少女は部長の言葉を待つ。
「まずは……シャツを巻くって胸を見せろ。自慢の巨乳をみんなで見物してやるから」
これくらいのことは、女子校では珍しくない。しかし、乳房の大きさにコンプレックスを抱いている静香にとっては辛い命令だ。体育シャツの裾に両手をかけはしたが、それ以降の行為ができない。清楚で大人しげな美貌をうつむかせながら、モジモジと躊躇う。
「ほら、さっさとしろ」
千佳の平手が美少女の尻を打つ。
ぱしっ。小気味よい音が体育館に響く。いきなり尻肉を叩かれ、思わず静香は腰を前に逃がした。突き出された股間に紺のブルマが食い込み、ナイロン地に女唇の土手肉の輪郭がうっすらと浮き彫りになる。
「ぐずぐずしていると、何発でも叩くよ」
「は、はい……すみません……」
お尻叩きの恐怖に怯えながら、静香はシャツを掴んだ手をおずおずと持ち上げてゆく。なめらかで白い腹部の肌が現れ、臍が顔を出し、とうとう純白のブラジャーに包まれた乳房が露わになる。
ふと目を上げると、一・二年生合わせて十五人ほどの視線が静香の胸元を這い回っていた。更衣室でさえ隅でコソコソと着替えている静香にとって、胸の膨らみを注目されるのは泣きたくなるくらいに恥ずかしい。たとえブラジャーに守られているとはいえ、同性しか見ていないとはいえ、胸を不様にはだけさせているのは自分だけなのだ。白い頬がボッと紅潮する。
「そのまま動くなよ」
千佳が静香の背後に回った。脇腹の横から先輩の腕がにゅっと伸びてきて、豊かな胸のふくらみをキュッと掴まれる。
「んぅっ……」
長くてサラサラの黒髪が微かに乱れた。
「ふふふ……これが巨乳で評判の静香の胸か。やっぱりでかいな」
たわわに実った果実を同性の手ですくい上げられた。量感を確かめるように、ふにふにと揉まれる。
「ぁん……」
「いい揉み心地。でもブラ越しだからな。直接に手ざわりを調べてやるよ」
ひんやりとした手がシャツの内側にもぐり込んできたかと思うと、ブラジャーの肩紐をはずされた。ふっくらとした柔肉を包むカップがグイッと剥き下ろされる。
「あ……いゃ……」
丸く形よい乳果実がぷるんとこぼれ出た。なめらかで白い膨らみの頂には薄紅色の蕾がのっており、外光にさらされたことを戸惑うかのように小刻みに震えている。
「うわっ、大きい」
「どうやったらあんな巨乳になるのかしら」
「彼氏に揉ませたからじゃないの」
見物している一年生たちがささやき合う。
静香は、シャツを掴んでいる手をキュッと握った。今すぐにでも両手を下ろして胸を覆い隠してしまいたい。が、そうすれば、罰として更に淫惨な仕置きを言い渡されてしまうだろう。
無防備に剥かれた乳房を、千佳の掌で容赦なく嬲りまわされた。揉みしだかれ、搾り上げられ、時にはミルクを出させるかのようにリズミカルに搾乳される。
「んぁっ……はぁぁ……ひぅ……」
乱暴な手つきだったが、静香が感じているのは痛みだけではない。小さいながらも性的快楽を味わっていた。微小な悦楽は徐々に大きくなり、美少女の神経を侵食してゆく。
(や……私、気持ちよくなっちゃってる。みんなに見られて嫌なのに。先輩に揉まれて痛いのに……)
自分の身体の反応に戸惑う静香。恥ずかしいと思う心とは裏腹に、性に目覚めつつある健康な肢体は肉の疼きを訴える。
そして、美少女の身体に現れたわずかの変化をも千佳は見逃さなかった。
「ん? 乳首が大きくなっているけど、胸を揉まれて感じているのか」
「そんな……ち、違います……ああぁっ」
感じやすい突起をいきなり摘み上げられ、静香は高い声をもらしてしまう。豊麗な乳房がふるんと弾んだ。
「何が違うんだよ。こんなにコリコリなのに」
しこりきった紅色の蕾が、指の腹に挟まれて転がされる。
「んぁ、あぁぁ、ぁん……」
弱点を集中攻撃され、美少女は身をのけ反らせて悶え泣く。
「くくく……肌ざわりも感度も最高だな。この胸で男を誘ったのか」
千佳は、ひときわ強く乳首をひねり上げた。
「痛っ……」
その指先には、下級生の豊かな乳房に対する嫉妬が込められている。千佳は、形よい美乳の持ち主であるが、やはり大きな乳房は女として羨ましい。
胸をはだけさせたまま淫弄に耐えている静香に、千佳は更なる恥辱を科す。
「シャツを捲ったままでいろよ。下の方も調べてやる」
乳首を嬲っていた手が、少女の体をゆっくりと這い下り始めた。腋の下、腹部、そして臍をくすぐってから腰へ。千佳の両手が、ブルマにつつまれた肉づきのよい尻を丸く撫でまわした。かと思うと、尻の合わせ目に中指を深く潜らせる。
「ひっ……」
肉と肉との間に他人の手を感じ、静香は反射的に腰を緊張させた。左右の尻肉が閉まり、千佳の手をキュッとくわえ込んでしまう。
「や……指を、指をどけてください……」
後輩の哀願の声などお構いなしに、上級生の指先は臀部の奥をまさぐってくる。ナイロン地と下着とに隔てられてはいるが、不浄の箇所を撫でられて羞恥心がこみ上げてきた。と同時に、むず痒い刺激が湧いてくる。
「ん……いやぁ……」
少しでも指の矛先を反らそうと、静香は腰をクネクネと揺すった。しかし上級生の手は執拗に追いかけてくる。ブルマを穿いた股間が、千佳の手を逃れようとしてうねり舞う。
「そんなに腰をふっちゃって。オマ〇コをねだっているみたいだぞ」
千佳は、空いた手で獲物の股間を捉える。
「んぁ……や、そこは……」
むっちりとした白い太腿と、紺の布におおわれた下腹部とが形づくる三角痴帯。その中心部の微かな盛りあがりに指を這わせる。そこは少女の性唇が息づいている箇所だ。中指の腹で上下になぞったり、小刻みな振動を与えたりすると、美少女の形よい唇がほどけて喘ぎ声がこぼれる。
「んっ……はぁ、はぁ……あぁぁ……んっ」
尻と股間とを前後から責め立てられ、静香の下半身は逃げ場を失った。それでも腰の揺れは止まらない。尻の谷間をまさぐられ、股間を悪戯され、じっとしていられないのだ。
特に女性器は、同性の巧みな指使いに敏感に反応を示してしまう。ブルマと下着とを通したソフトな愛撫が、性体験の浅い女子高生には殊のほかに効果的だった。下腹部にポっと火照り、肉の合わせ目はゆるみ、その奥からは粘った体液が湧き出す。
高校生になって間もない美少女は、まぎれもない性的快楽に犯されていた。
(やだ……私、感じちゃっている。こんなこと、みんなに知られたら…… だめ。気持ちよくなっちゃダメっ)
必死になって感じまいと努力する。しかし、いくら心の中で念じても、身体は正直だ。
伏せがちになった目は潤み、頬はほんのりと桜色にそまり、乳首はピンと尖っている。そして、静香がよがっている極めつけの証拠は、肉の花びらが分泌する淫ら蜜だ。
「そろそろ濡れてきた頃だろ……」
千佳の手がブルマにかかる。
「やっ、それだけは許してください……」
思わず静香はブルマを押さえた。「シャツを捲っていろ」という先輩の命令も忘れて、反射的に手が動いてしまったのだ。それは乙女の本能のようなものかもしれない。
だが、羞恥に耐えかねての咄嗟の行動すら、千佳は許さない。キッと後輩を睨みつける。小動物のように怯える少女を後目に、ショートヘアの上級生は一年生に指示を出す。
「体育倉庫からマットを持ってこい」
シャツとブルマとを着た一年女子たちは弾かれたように動き出す。マットが運ばれてきて体育館の床に敷かれた。
「そこに静香を押さえつけろ」
少女たちが静香につかみかかる。
「きゃっ……やめてよっ」
だが、同じ一年生なのに静香の訴えを聞いてくれる者はいない。女生徒たちは嬉々として千佳の命令に従い、静香に対する私刑執行を手伝う。
生贄になった美少女は、女生徒たちに四肢を押さえられてマットに磔にされた。たわわな胸が無防備にさらされる。剥き下ろされたブラジャーがアンダーバストに絡みついている様が、強姦を思わせるような卑猥感を醸し出していた。
「はなしてっ、お願いぃ」
静香は身をよじって暴れるが、四人がかりで押さえられているために手足を動かすこともできない。ブルマを穿いた腰が上下に弾み、豊かな胸がプルプルとゆれるばかりだ。
囚われて藻掻く美少女を、千佳は笑みを浮かべながら見下ろした。
「ったく、世話を焼かすなよ」
生贄の腰のあたりに千佳はしゃがむ。
「オマ〇コ検査の続きをするぞ」
千佳はブルマに手をかけた。下着と一緒にウエスト部分に指をかけ、ゆっくりと引き下ろし始める。
「ああ、いや…… 脱がさないで、お願いですから、脱がさないでください……」
悲鳴をあげながら静香は腰を跳ねさせる。少しでも動いて先輩の手を払いのけようという儚い抵抗だが、むしろ下半身の動きによって下穿きがずり下がってしまう。下腹部のなだらかな肌が露出し、花園の始まりを示す下草が現れた。
「お、毛が見えてきたぞ。可愛い顔に似合わずに太くて濃いな。淫乱の証拠だ」
恥毛の生え具合をあからさまに言われ、静香はギュッと目をつぶる。
「ふふふ……これからもっと恥ずかしい目にあうのよ」
じわじわと剥き下ろされるブルマ。それにつれて恥草の原が面積を増す。そしてついには飾毛に縁取られた肉厚の女唇があらわになる。静香の股間が白日の下に公開された瞬間だ。
「ああ……」
腰のまわりの頼りない感覚。股間に感じる外気の冷たさ。それらによって、自分の下半身の様子を思い知らされる。ブルマも下着も太腿の半ばまで下ろされ、剥き出しの股間を飾るアクセサリーと化していた。静香の秘所は隅々まで視姦される。
「うわ……濃くってモジャモジャ」
「アソコの唇も何だがグロテスク。きっと彼にズコズコにやられたのね」
同級生たちの露骨なささやきが静香の心を突き刺す。恥ずかしさのあまりに目眩がしそうだ。
羞恥にくれている静香に対し、千佳は責めの手を弛めない。恥肉の合わせ目に浅く指を埋め、溝にそってなぞり上げる。
「んうぅっ」
粘膜が異物に反応し、ヒクヒクと蠢いた。
「静香のアソコ、何だがヌルヌルしているぞ」
目の前に指が突きつけられる。そこには濁った体液が付着していた。カッと頬をそめて静香は顔を背ける。
「自分のだろ。しかり味わえ」
口を頑として閉じてはいたが、唇にぬりつけられた。恥ずかしさと屈辱とが、十六歳の少女の精神を責めさいなむ。
「外見はわかったから、次は中身だ」
ぽってりとした大陰唇に千佳の指があてがわれ、ぐいっと左右に押し広げられる。
「いやあぁっ!」
粘膜が空気に触れ、ひやりとした感覚が下腹部の中心を襲う。これ以上は無理というほど押し開かれ、サーモンピンクの鮮やかな肉襞がさらけ出された。誰にも見せたことのない秘密の器官が同性たちに視姦される。
「うわ~、ピンク色。中は綺麗ね」
「本当。まだ彼氏に犯られていないのかな」
女生徒たちは口々に、静香の性器の形状を言い立てる。肉びらの色、形、はてはヒクつき具合まで。静香は女性器を品定めされていた。恥ずかしいなどという感情を通り越して、気が狂いそうだ。
「感度はどうかな」
肉門を開かれたまま、内部の粘膜を指先でつつかれる。
「んっ、あぁ、ひゃっ……」
そうされる度に微弱な刺激が静香の身体を走る。敏感な箇所をいじられ、美少女は否応もなく性感を味わわされていた。先ほどからの淫猥な仕置きで高ぶった身体は、指でつつかれただけで腰をヒクつかせてしまう。
「うわっ、すごく感じやすい。なら、ここはどうだ」
陰唇の上端にある包皮がむかれた。
「や、そこは……」
静香は身を堅くする。女の身体の中で最も過敏な肉粒が保護皮を失って露出した。そこをいきなり摘み上げられる。
「ひあぁっ」